ザリガニの鳴くところ
おはち評価 ⇒ ★★★★★ (5.0)
ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ
外国の作家さんは初挑戦です。
半年前に読みましたが今でもストーリーの
自然描写を頭に思い描くことが出来ます。
とても深い内容で圧巻の作品です。
★あらすじ
ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。
6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。
以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。
しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……
みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。
自然描写が素晴しくとても引きこまれる作品!
不幸が重なる状況下に置かれても
必死で生きる主人公を応援したくなります。
後半あたりからストーリーの展開も
変わってきてラストも衝撃的でした(^^)‼️