正欲
おはち評価 ⇒ ★★★☆☆ (3.2)
朝井リョウさん 正欲
こちらも気になって文庫化する前に
購入しました。
ちなみに朝井リョウさんは
気になる作品はいくつかありましたが
今回初めて読みました(^^)
★あらすじ
あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。
息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。
しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、
ひどく不都合なものだった――。
「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、
そりゃ気持ちいいよな」
これは共感を呼ぶ傑作か?
目を背けたくなる問題作か?
最近は多様性が尊重される時代に
なってきて世間から認められ難い
嗜好を持つ方もSNSを通して繋がることが
出来たり公にすることが出来るように
なってきました。
ただストーリー的に共感し難い部分が
少々ありましたので独断の評価は3.2と
させていただきました(^ ^)